Padfone2 レビュー

初代 Padfone が調子悪く、Padfone2 にスイッチしまして。初代と同じく Ptec さんにて。

1週間使ったので、レビューなど。結論から言うと、もう当面これだけで良いや、という出来と感じている。
iPad mini も触ったけど、こっちのが「目との距離と表示」のバランスが良いように感じてもいる。が、これはまぁ主観か。

[Good]

Phone 単体だと、やはり最大の違いは画面サイズ (4.3" → 4.7") かな。使ってると実寸以上の変化を感じられるのだけど、ホーム画面の構成が縦5段になったのもその一因と思われる。

次に、充電池の大型化 (1520mAh → 2,150mAh) が大変有難い。体積増を抑えつつ 40% もの充電容量増を実現できてるのは、背面パネル嵌め殺しのお蔭と推測。

一方で、背面パネルを嵌め殺したせいで MicroSD スロットがなくなってるのだけど、内蔵メモリが 64GB と大容量なので問題なし。16GB, 32GB も選べるみたいだけど。

タブレットモードについては、本当に本当に素晴らしくなった。何が良いって、とにかく軽い！コチラの充電池が小さくなった (6600mAh → 5000mAh) のが勿論効いてるんだろうけど、それ以上に「縦に刺さるようになった」ことで「片手持ちした際の重心が、初代より中央に寄った」のが大きいんじゃないかと推察。

細かいところで、初代は、USB で PC に繋いだときのドライバがかなり不安定だったけど、今回はわりと安定しているように思う。

それから、わずか1週間の間に2回も FW Update が走ったのには驚いた。正直、電波の掴み (3G も Wi-Fi も) が不安定極まりなかったのが、2回目の Update で一気に安定した。それなりに力入れてくれてるんだな、と感じられるのは好材料かな。

[So-so]

いわゆる基礎体力的なところも、CPU が Snapdragon S4 1.5GHz の QuadCore (初代はDualCore)、RAM が 2GB (初代は1GB)、という感じに盛ってるけれど、このレベルまで来ると甚大な差までは感じられないかな。

惜しいところで、本来最も効いて来るであろう LTE (DC-HSDPA cat 24) 対応だけど、現時点で DoCoMo が展開している band には非対応のため目下 3G のみで使用中。以前の発表どおり「FY12 に関東の 800MHz 帯で LTE 展開」が現実になれば大活躍の気配だが、期待してよいのかどうか...

背面カメラも 8Mpxl → 13Mpxl って改善されてるのだけど、俺の目で識別できるのは 3Mpxl までなのでどうでも良い。

あ、そういや IGZO 液晶だ、って話だけど、これもどうでも良いｗ

[No good]

Phone にしても、タブレットにしても、充電は MicroUSB に一本化されたのは良いのだけど...こいつの接触が、とにかく不安。市販の MicroUSB ケーブルを挿しても (使えるけど) 根っこまで刺さってくれないのだ。これは、ぶっちゃけ怖い。折れそう。
折れてケーブルが壊れるなら良いけど、デバイス側が逝ったら目も当てられないので、ユーザ側が気をつけるしかないだろうな。

あとそうだ、重大な欠陥としてｗ標準の「電話」アプリが起動失敗するｗｗｗまぁ、他の電話アプリ (aContact) で代用してるので問題ないけど。

[使用環境]

そうそう、今回はドック (キーボード) がついてこないので、Microsoft Wedge Mobile Keyboard で使うことに。UI デバイスメーカとしてのマイクロソフトってのは恐ろしく優秀だと思ってるのだけど、このデバイスもまぁ使い易いことこの上なし。

キーボードカバーが折れ曲がってタブレットスタンドになる。 カバーでキーボードを覆うと、接続が切れる。サイズ感も、サクッと鞄に入れて苦にならない。ペアリングや電池交換の仕組みも実にスマート。

一点、課題も上げておかねば公平でないかな。「日本語キーボードの癖に、英語キーボードとしてコード判定されてる」ようで、主に記号キーが印字と異なる」事象がある。うーん、だったら先週の出張のときに英語版買ってくりゃ良かった。

[アプリなど]

...は、ポストを分けて、また。