山梨甘え旅

K女史のご両親が山に家を開かれた、と聞いてから長らくお邪魔したいと願い続けてたわけだけど、相方の出産も間近だし、しばらく出掛けられなくなるね、ってことで図々しく押しかけてみることに。ご両親には失礼な言い方だけど、大好きなんだ、このご家族ｗ

今日は「シホちゃん」の家に行くよ、と言われてテンション上がりすぎ、昊さんなんか起きて早々独演会を開く有様。

土曜の昼前から、首都高→中央道で山梨へ。良い天気である。

談合坂でゆっくりご飯食べたりしたせいか、4時間くらい掛かったのかな。焦る旅じゃないし、妊婦もいることで安全運転。北杜に着いたのは、3時半ごろ。

お宅では立派な菜園を作っておられて、昊さんは胡瓜をもいだり、

チンゲン菜を獲ったり、と楽しく過ごさせてもらった。お父さんもお母さんも、相変わらず優しい。昊さんは久しぶりに会ったわけだけど、すぐに打ち解けたようで何よりだ。

新鮮でトゲトゲの胡瓜を恐る恐る持って、ご満悦の昊さん。

リビングは南面していて、気持ちの良い夏の日が射すと同時に、山の下からの涼風が吹き込んできて。本当に気持ちの良い、素晴らしいお宅。厚かましいと言われても、時々来させてもらおうと固く心に誓ってみた。

日も傾いてきた頃、K女史・昊さん・相方と4人で甲斐大泉温泉パノラマの湯に行ってみた。風情があるってわけではないけれど、新しい建物で清潔。「シホちゃんとお風呂入るの」と駄々をこねた昊さんだったが「男の子の湯、女の子の湯があるんだよ」と説明すると理解してくれて何より。相変わらず論理的だなぁ、この人。

さて、この施設だが、入湯料も安価だし、ゆっくり浸かれる温めの露天風呂からの眺めが大変宜しい。車で来る途中に気づいたことだけれど、この辺りは高低差がかなり激しい。眺めの良い土地がとても多いのではないだろうか。

たっぷり1時間は過ごして、7時過ぎにようやくご両親のもとに戻る…と、盛りだくさんの夕食で迎えて下さった。なんと有り難い。

さっき昊さんが収穫した胡瓜も、さっそく浅漬けとなって出現。びっくりするくらい瑞々しくてたまらんかった。

豪勢な夕飯を頂きつつ、何杯かビールを飲み、さらに自家製の梅酒を頂いて気持ちよーくお話ししていた…つもりだったんだが、なんとそのまま寝てしまったらしい。
いや、寝てしまったらしいっていうか意識を取り戻したら翌朝ってどういうことだ；飲みながらご両親とお話しするの楽しみに来たのに俺の馬鹿；；

ということで不可抗力？で夜が明けて日曜日。

朝もゆっくりお食事をさせて頂き、本当に身内かってくらいの図々しさを発揮した後、11時ごろ名残を惜しみつつお宅を離れる。お土産にとお野菜やジャムをたくさん頂いたりしちゃって、何だろう、この甘えっぷり。今度お邪魔するときは、もう少し胸を張れるお土産を持参したいな－と。


一度忘れ物を取りに戻ったりして間抜けな展開を見せつつ、この日は生憎の雨なので、雨でも楽しそうなこと、ということで、前回見損ねて以来、昊さんの気になって仕方ない小海線を特別な駅に見に行くことに。

この辺の特別な駅、って言うと、「日本一高い駅」野辺山駅ですわな。雨のそぼ振る中、それでも昊さんの執念のもたらしたものか、

1-2時間に1本ってレアさを誇る小海線がこの駅でスレ違うシーンに遭遇。さらには、親切な駅員さんが新幹線の消しゴムをプレゼントしてくれたりして。よかったね。

野辺山駅の脇には、K女史のお父さんが教えてくださったようにSLが飾ってあった。昊さん、雨も厭わずに釘付けである。風邪引くなよ。

満足行くまでSLを楽しんだ後、東京へ向かう前にまきば公園へ行ってみた。名前のとおり牧場なのだけれど、雨の中、お目当ては併設のレストラン。

デカッ。

倒してもデカッ。

結構イイお値段するのだけれど、相方や昊さんが食べたメニューも中々美味しい。店員はイマイチだったけど、補って余りある品を出す、良いレストランでした。入り口の店舗も良い品揃えだし、薄口の牧場資料コーナーも昊さんには楽しい場所だったようだ。


さて、ここを出たのが2時くらい。そして…帰路はなんと5時間掛かりましたな。関越や東名はだいぶ改善してるのに、いやぁ、中央道は相変わらずです。


さぁさぁ、第二子誕生を前に、着々と宿題を進めてる感じで中々宜しい。