5.06.2012

連休後半 : 浜名湖舘山寺温泉

連休後半は、浜名湖畔の舘山寺温泉でゆっくり。

一日目

- 2012年05月04日 金曜日 09:26:45
東京駅、こだま発。
池袋駅の乗り換え2分、東京駅の乗り換え5分。間に合わないかと思ったぜ...
まぁ、間に合わなきゃ在来線乗り継いでも良いかな、電車たくさん乗れるなら昊さんも嬉しいだろうし。と思ってたら、相方も同じ考えだったらしく。こういうところの相性が良いと無駄に喧嘩しなくて済むので、本当に助かる。

- 2012年05月04日 金曜日 10:19:24
車中の昊さんは持参したデコポンに舌鼓打ちながらすれ違う新幹線たちを満喫!

- 2012年05月04日 金曜日 11:29:10
浜松駅にてコダマに惜別。
「コダマちゃん、またねー!ばいばーい!」
遠距離恋愛か。
駅前のレストランであまりうまくない昼食を摂ったあとレンタカーに乗り換え、飯田公園へ。 シャトルバスに乗り換え、浜松祭の「凧揚げ合戦」会場へ。

- 2012年05月04日 金曜日 15:30:45
浜松祭の昼のハイライト、凧揚げ合戦。舞台は中田島砂丘。173町が入り乱れて一日中遊び倒してる。すげえ。
ノイズみたいに見えるもの全てが凧。常に2-30枚が舞っている凄い光景で、こういうときは広角欲しくなる。
地上は綱を引く人々の怒号でとても勇壮。上空は舞い踊り凧の群れでとても爽快。これは良いものだ。昊さんも興奮してたけれど、大人も楽しい!

浜松は、晴天率が全国市町村で1位なのだそうだ。良い所だなぁ。

- 2012年05月04日 金曜日 17:51:40
中田島から舘山寺へ向かう。
浜松祭の夜のハイライト、練り歩きで賑わう街はそこかしこの道路規制で大渋滞。

- 2012年05月04日 金曜日 22:45:51
舘山寺温泉はホテル九重へチェックイン。貸切露天風呂で埃を落とし、地の海産物中心の食事に舌鼓を打ち、相方・昊さんはオヤスミ。
俺は一人、露天風呂に入り直す贅沢を。
大きいのに細部まで配慮が行き届く、実に素晴らしい宿!来て良かったー。

二日目

相方は、早朝に露天風呂を使ったようだ。

- 2012年05月05日 土曜日 10:38:01
ホテルの裏は湖畔。浮見堂という展望施設兼埠頭から浜名湖を満喫できる。
浮見堂正面の大草山にはロープウェーで登れる、ということで行ってみることに。

- 2012年05月05日 土曜日 11:12:29
数日来の暴風雨の名残でロープウェイ一時停止中。運転再開まで、隣の遊園地パルパルに入園。
びっくりするくらいの混雑。かなりシッカリした遊園地で、 子連れで賑わいまくっている。東海の人たちには有名な遊園地なのかもしれん。
昊さんのリクエストで、観覧車と園内周遊の機関車モドキに乗ることに。

- 2012年05月05日 土曜日 11:18:45
観覧車高くて怖くない?
「ドア閉めてるから怖くないよ」
ソフトクリームを片手に余裕の受け答え。君は実に論理的だな。

俺はと言えば、高所恐怖症に固まりつつ上空から見る地形に特別なものを感じていた。三方を湖に囲まれた連山。こりゃ城作るでしょう。と思って後から調べたら、やはり「堀江城」址だった。ホテル九重のあたりも陣屋だったとのことでホテルに鬼瓦が残されているそうだ。
この城、意外にメジャーな歴史にも触れていて、家康の嫡子・信康が、信長に命じられて腹を切る直前、ここに幽閉されていたそうで。そう思うと、彼が見ていたであろう浜名湖の夕焼けも物悲しく見えてくる。
堀江城を領した大沢のお殿様については近世の顛末がとても間抜けで面白いのでメモ。城址を髣髴とさせる表記は現地にはほとんど見当たらないのだけど、うーん、近隣の人たちが「無かったこと」にしたくなる気持ちは理解できるかも…w

- 2012年05月05日 土曜日 13:31:29
さて、運行再開したロープウェイで湾を越えて大草山へ。今日は雲ひとつない最高の一日。照りつける太陽と吹き渡る初夏の風がとても気持ち良い。
散策路の先の「かんざんじ荘」で昼食を摂った後、昊さんが鉄道模型に夢中になってしまう。そろそろ昼寝の時間。俺だけ車を取りにもどる。

- 2012年05月05日 土曜日 14:27:19
朝市で素敵なバッグを見つけた、という相方のご要望でぬくもりの森に。駐車場がちょっと混んでるので、昊さんと車でお留守番...と思ったら案の定、ソッコーお昼寝。首痛めないのかな、これ...

- 2012年05月05日 土曜日 15:52:27
ぬくもりの森を出て磐田市の行興寺へ。実に樹齢850年の「熊野の長藤」が絢爛と咲き乱れる藤棚が。平安後期、平宗盛 (清盛の息) の愛妾、熊野 (ゆや) 御前が植えたという。能で有名となった彼女の歌は、控えめながら実にカラフルだ。
いかにせん 都の春も惜しけれど 馴れし東の花や散るらん
熊野御前とその母 (侍女・朝顔) の墓が残っている。順番としては、彼女たちの墓に、恵心僧都の十一面観世音が安置され、そこが寺となった…という経緯のようだ。
1メートルも垂れ下がる、とても幻想的な風景。おやつを頂いて、ひとやすみ。

- 2012年05月05日 土曜日 17:13:25
宿に戻って、浜名湖クルージングを愉しんだり。
夕方、貸切温泉で風呂を使った後、美味しい夕食を頂く。鰻は不漁でも、鱧や鯛など、美味しいものはいくらでもある良い土地。

昊さんお休みしてから、今夜も一人露天風呂へ。そのあと、相方はマッサージに。

三日目

昊さんも大きな風呂を愉しみたいのでは、ということで、朝食前に一緒に露天風呂へ行ってみる。「これはなんのおふろ?」と連呼しながら、7-8つの湯船を制覇し、思いのほか楽しかったようで何より。

- 2012年05月06日 日曜日 08:51:31
朝食はホテルでビュッフェ。昨日ロープウェーで登った大草山。
相方がチェックアウトしてる間、ロビーでの琴演奏に聞き惚れる昊さん。
トコトコと橋まで歩いていったと思ったら真ん中で正座。
何してんの?
「あいちゃん待ってんの」

- 2012年05月06日 日曜日 11:40:59
舘山寺のある舘山 (たてやま) へ散策に。お寺では、さかんにお願いごとをしていた模様。
舘山は浜名湖に突き出した半島状の山。一周、子供の足でぶらぶら歩いて1時間くらいかな。
途中、西行が朝夕修行した、という伝承の残る大岩が。西行ならずとも登りたくなるちょうど良いサイズの岩である。
舘山の 巌の松の 苔むしろ 都なりせば 君もきてみむ
(後半は「都みたいに良いトコだから君も来てみたら?」じゃなくて「都にあるなら天皇にも見せてあげたいのに」って意味)
写真のとおり、かなり高い岩なのだけれど、昊さん、半分ほど自力で登ってみせたのが驚いた!やっぱりこの子は高所大丈夫みたいだなぁ。

- 2012年05月06日 日曜日 13:39:05
山から降りてくると、遠くから雨雲が近づいてくるのが見えた。急いでホテルに避難し、お土産を物色した後、近くの手打ちうどんのお店権太で昼食を頂いて浜松へ。今回の旅の間中、昊さんは海老と浅利を食べ続けた気がする。

店を出て、雨を衝いて飛ばしたけれど、浜松駅周辺もやっぱり大雨で大渋滞。ガソリンを入れ、昊さんを叩き起こして二人を駅で降ろし、レンタカーを返してから駅までひとり疾走。新幹線の出発までわずか13分。往路に続いて復路もギリギリになってしまったけれど、どうにか無事に帰還。

そして18時ごろ、池袋にて。
「丸の内線ばいばーい!!」

ゴールデンウィーク、おしまい。

0 件のコメント:

コメントを投稿