土曜の昼便で、ニューヨークへ。
今回は約2週間で二都市、なので移動にさほど無理はないんだが、例によって出張自体が好きじゃない。今年最後と目論でいて、さてどうなるか…
到着すると、まぁ寒いこと。4-5度ってとこか。ここ数日で寒波が来たらしい。そんなもの用意して下さらなくても良いんですが、義理堅いことで…w
うっかり上着をスーツケースに入れたまま空港を出てしまい、外で店を広げるほど安全な街ってわけでもないので閉口したが、とりあえず地下鉄に乗ってマンハッタンへ。
今回の宿は The Standard、思ったよりずっと良いホテルだ。部屋は大きくはないけど、上品なつくりにまとまっている。西欧にしちゃあ珍しく肩より高いバスタブが体を温めてくれるのも、実にナイス。
夕食は、先に着いた同僚が予約してくれてたので、土曜の夜なのにちゃんとしたステーキハウスで楽しめた。
Old Homesteadって、ニューヨーク最古のステーキハウスだそうな。1868年以来、というから凄い。
そりゃ Peter Luger とか Benjamin Steakhouse あたりのような腰を抜かす旨さってわけじゃないけど、この国で食える中では相当美味しい、良いレストランであった。
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往路で楽しんだコンテンツ。いずれも「観て良かった」と思える良いチョイスでした。ナイスANA、ありがとう。
Warm bodies
実にチャーミング、実にキュートなゾンビ映画。良いセンスのファンタジー、寓話的な映画。後半の説明的な展開は惜しかったなぁ。どうせなら勢いのおバカ展開で押し切ってくれた方が楽しかったと思うんじゃが。
Nicholas Hoult が演じる内気で繊細なゾンビは中々可愛らしいwこの子、今年の頭の「ジャックと天空の巨人」でも主役張ってたわけだけど、一年で二つ主役こなした映画がどちらも悪くない出来だった、ってことで飛躍の年になったね。来年はもっとたくさん観ることになるだろうな。要チェックです。興業成績のほうの出来は知りませんが。
Pacific rim
今ごろ観ました。
えーっと…エクセレント!!
これほど純粋な偏愛に満ちた映画はそうそう見られない。心理描写の薄さなんて突っ込むの無粋だな。好きな怪獣と巨大ロボを思い切りカッコヨク撮りたい、そんな動機がひしひしと伝わる。
映画を楽しむってより、監督の頭ん中の熱量をぶつけられてる感じ。すごいなー、こんなのロードショーに乗るところまで持ってっちゃうんだもんなぁ。どーやってプレゼンして予算もぎ取ったんだろう、ってとこに感心すらする。